自己紹介。
それでは、簡単に自己紹介をします。
小学1年生から、中学3年生までの9年間、地元の書道教室に通いました。
並行して習っていたピアノは挫折。
小学時代は野球、中学で入ったバスケ部、どちらもパッとせず。
パッとしないどころか、ベンチを温め続ける散々な日々でした。
ただ、書道だけは何とか続けることが出来ました。
文字の美しさが上達していく過程は本当に楽しく、文字の美しさを褒められた時は
子どもながらに本当に嬉しいものでした。
「これが自分だ!」と。
その他はパッとしなかった自分にとって、文字は「アイデンティティ」でした。
今でも忘れない、自分だけの金字塔があります。
小学校の「硬筆展※」に6年連続で金賞を取ったことです。
※指定の便箋に、指定の文章を手本に倣って書き、文字の美しさを競う大会。
本家の「書道展」も6年連続で入賞してますが、銀賞や銅賞もあり、硬筆展ほどの
インパクトは残せませんでした。
書道を習っていながら、筆字よりも鉛筆やペン字が得意になっていました。
こればかりは、どうしてか分かりません。
たまたま筆より、鉛筆やペンの方が相性が良かったのだと思います。
「習字を9年もやっているのだから、さぞかし厳しい特訓を重ねたのだろう」
ともしかしたら思うかもしれません。
思い返すと、血の滲むような特訓をした記憶は無く、書道の先生からはひたすら
文字を書く時の心構えや礼儀作法、集中法などを教わる日々でした。
書くことに集中していない時は、先生にボロクソに直されます。
文字ではなく、その「心」「姿勢」に先生は怒っていました。
「姿勢」で思い出しましたが
会社で私がパソコンを打つ時の姿勢が、やけに良いらしいです。
複数の社員に言われたので、本当にそうなのでしょう。
当時の書道の先生は「文字を書く姿勢」にも、とてもうるさかった。
言わば「人生の基礎」を、文字練習の過程で身につけていきました。
四角いマスに囲まれた練習帳に、ひたすら同じ文字を書くような練習がありますが
今までほとんどやったことがありません。
やったとしても、小学校時代の宿題でイヤイヤ書いていたくらい。
気持ち一つで、文字はキレイになります。
これから、その「文字上達術」を、毎日余すことなくお伝えしていきます。
文字の持つ、素敵な魅力に気づいて欲しいと思います。
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